1967-07-12 第55回国会 衆議院 商工委員会 第29号
こういうようなギンガム等の織布工場でございますので、これがずばっと構造改善のこの計画によって立ち直るであろうかということをやはり業者は相当心配しつつ、しかし自信を持っていきたい、こういう意欲にも燃えながら計画を進めておるというのが現状でございます。そこで、そういう最悪の、最低の業種に対しまして相当思い切った、かゆいところに手の届くような施策がなされねばならない。
こういうようなギンガム等の織布工場でございますので、これがずばっと構造改善のこの計画によって立ち直るであろうかということをやはり業者は相当心配しつつ、しかし自信を持っていきたい、こういう意欲にも燃えながら計画を進めておるというのが現状でございます。そこで、そういう最悪の、最低の業種に対しまして相当思い切った、かゆいところに手の届くような施策がなされねばならない。
また、われわれの判断では、別珍、ギンガム等、二、三の商品は別として、米側の規制要求の大部分の商品については、わが国の輸出量が米国の生産量に対し三%にも足らず、およそ米国の市場撹乱という事実も、そのおそれもないものでありますが、それをあえて市場撹乱として制限しようとするのは、米国の保護主義が何らかの形でその主張を実現せんとしている事実を示すもので、相当根深いものがあると想像されるのであります。
一割をこえるものは別珍、ギンガム等四品目しかございませんが、これは国際協定ですでに規制済みの問題でございます。日本総輸出量はアメリカ消費量の一年じゅうのわずか五、六日分にしかすぎないのでございます。アメリカより日本へ輸入される綿花から生産されまする日本品の三十分の一前後の量でございます。また、金額はアメリカへ支払われまする綿花代金の三分の一にも達しないのでございます。
ギンガム等についてアメリカ向けと同じものがほかの方に出るかということは、やはり趣味嗜好の問題もありますので、そう簡単には参らないと思いますが、そういうものもできるだけ販路を見つけていきたい、こういうことであります。別珍、ギンガムの割当方法については、大体従来と同じ方式でいっておるのではないか。
またギンガムについては、最近スフ関係のギンガム等も相当出ておるようであります。アメリカ以外の市場にできるだけ進出していこうということを考えていきたい。それと同時にそういう対米輸出規制等によって、特に影響を受けておる二つの業界等については、先ほど質問のありました原綿割当では必ずしもありませんが、そういうふうな特別な措置、ある程度の優遇措置というか、そういうものを講じたいと考えておるわけでございます。
ギンガム等綿製品を初めといたしまして、アメリカに輸出されておりますミシン、合板、陶磁器等々、これは全部あなたの拡大均衡とは逆な施策を施していらっしゃるようでございます。ブレーキをかけるのがあなたの役目ではないかと業界はひとしく憂えているのでございます。一体通産大臣は促進万を努力されようとしていらっしゃるのか。